ような気がする。
ネットに触れるとたくさんの意見に触れるより先にみんな言ってることが同じになっちゃうんだよね。どっかで見てるようなことをみんな繰り返し言ってる。
たまになんJとかで好きな漫画のスレが立つと見に行っちゃうんだけど、スレが立つたびに同じようなことを繰り返し言っててなんだこりゃ?ってなっちゃう。
例えばH2スレが立つと木根の完投の話で絶対盛り上がるし、アイシールドスレは身長設定のおかしさが延々と語られる。
掲示板とかだと自分に安価が付くと嬉しいから、前立ったスレでウケたことを自分の言葉として言いたくなる気持ちは分からんでもないけど……。
自分の話すると、10年以上前からおれはタッチスレが立つたび明青-須見工戦の野球としての面白さが凄い!みたいなことを言い続けてたんだよな。最近はもう掲示板に書き込んだりみたいなことはしてないんだけど。
で、さいきんタッチの話題見るとその試合の面白さについて言及するレスがちらほらある。おれが居ないのにおれが居るみたいでなんか笑っちゃう。
その人たちの全てがおれに影響されたとは言わんし、おれ以前にそういうこと言ってた人たちも居たんだろうけど、なんか笑っちゃうんだよな。
タッチの件はおれと同じ意見の人が増えたってことで、おれがちょっとニヤリとする話ってだけなんだけど、この現象が自分が????って感じる意見に対して起こるとインターネットがかなりしんどくなる。
そうなるとインターネットで大多数を占めてる意見に対して反対意見をぶつけるのが怖くなるんだよな。おれの考えって本当にこれでいいのか??って。
これがなにかを面白おかしく叩く方向に伸びてくとインターネットがさらなる地獄になる。炎上とかってこうやって起きるんだろうな。
たぶんネットにあんまり触れない人のほうが、ファーストインプレッションを大事にするから面白い意見が出てくるんじゃないかって思う。
だいぶ前の話になるけど、小林が肘でデッドボール貰いに行くやつは何としてでも塁に出る姿勢が感じられてえらい!って言ってる人と話したんだよな。たぶんあんまりネット見ない人なんだと思う。これめちゃくちゃ叩かれたんだよ。そういう意見もちゃんとあるんだなって思った。
みんな自分の最初の意見を大事にしような。